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事故にあってやったコト。その2。 [交通事故]

やっぱり、いっきに書いておこうと思ったので続きです。

示談交渉に入ってからは、毎日毎日「交通事故」「示談」「慰謝料」
というキーワードで検索しまくってました。
意外と同じ等級での方のブログは見つからないもので・・・。

とにかく、全く無知であれば相手の保険屋さんの思う壺になってしまいます。
何でも良いから知識を得たいと思って、損害賠償のコトをちょっとづつ勉強しました。

しつこいと思われるかなぁ?と思いつつ、自分の保険屋さんに分からない事を
メモにまとめておいて質問しました。
あとは、弁護士の先生に相談をしたいとアポイントメントを取りました。

で、まず過失割合について。
これは相手の保険屋さんは事故当日に私に対して失敗を犯してくれました。
事故当日に「過失割合は7:3(3は私にあるという事)です」
といきなり宣戦布告してきたコトです。

通常の左折巻き込み(お互いに走行中の場合)は7:3みたいですが、
明らかに目の前の信号は赤で、相手の車は停車してる状況からいきなりの左折でした。
事故を担当してくださった警察も避けようのない事故として事故調書を書いています。
(結局、入院までしたので調書を取る前に電話で事故の状況を説明してありました)

この7:3については、示談に入った際に相手の保険屋さんが
事故当日に言うべきではなかったと謝ってきました。
もちろん私もこんな割合は認めないと最初からつっぱねていました。
結局、過失割合の提示(相手の保険屋さんからの)は最後の最後で出てきました・・・。

この過失割合についても、自分の保険屋さんにずっと相談していたコトですが
担当の方からはそんなに論点に入れなくても良いと嬉しいお言葉を頂きました。
今になって思うコトですが、自分の保険屋さんとコミュニケーションが取れていたから
このように言ってもらえたんだと思います。

で、相手の保険屋さんが示談書を作成して送ってくる前に
自分の保険屋さんから
「交通事故紛争斡旋センターに申し込んでくださいね♪」
と言われていた通り、紛センに予約を申し入れました。
自分の保険屋さん曰く、紛センに行くという言葉には保険屋さんは弱いみたいですね。
予約を入れて、相手の保険屋さんに連絡をするとあきらかに落胆していました。

で、紛センですが話しを聞く限りでは時間が掛かると言っていましたが
私の場合は最初の面談日は電話した日から3週間後に取れました。
その時に、もしキャンセルが出たら面談日を早めて欲しいと言ったら
快く受け付けてくれました。これは大きなポイントでした。
1週間後位に電話が来て、運良く1週間程前倒しで面談してくれるコトになったんです!!

ここからが相手の保険屋さんとの勝負!!
相手の保険屋さんには、紛センで長々と時間を延ばすコトは
私も良いとは思っていないんですと伝えました。
示談交渉をちゃんとやってくれるなら取り下げても良いと条件をつけたのです。
で、面談日が決まっているから早めに示談提案書を作成して欲しいとお願いしました。
もちろん初回の示談書で納得するつもりはありませんでしたが(笑)

相手の保険屋さんは当初金額を出すのに時間が掛かると言っていましたが、
急ピッチで作業をしたらしく(爆)示談提案書を早々に贈ってきました。
やっぱり紛センには来たくないみたいです。

しかし、その金額に驚きは隠せませんでした。
かなーり低い示談金額を平気に書いて来ました。
ま、最初から予想はしていたのですが・・・。びっくりです。

その提案書を持って弁護士の先生に妥当な金額を聞きに行ってきました。
で、金額が出たところに(弁護士の先生や紛センに行った場合のです)
自分だけで示談するならちょっと下げないといけないというコトで
妥当とする金額を出して相手の保険屋さんに連絡しました。

私の場合は紛センの面談日がかなり近かったので、
決断を下すまでの時間もせまっていました。(相手の保険屋さんが)
提案した金額に対して、社内での調整をするから1日時間が欲しいと言われて
翌日連絡をもらう約束をしました。

結果ですが、最初の提案額よりも約300万アップになりました。
1日でですよ?!
当初から弁護士の先生にお願いをする予定があるコトを伝えてたのと
紛センの予約を取ったコトが相当大きかったんだと思います。
私が見積もった金額を伝えた時も弁護士の先生が言ってた金額も
相手の保険屋さんに言っておいたし。

で、約束通り紛センの申し込みを取り下げて示談書にサインしました。
かなりの労力と精神的苦痛を味わいましたが、何とか示談になりました。
現在も動かない左足の親指を見たり、自転車にも乗れないコトを考えると
示談金もいくら積まれても安いとしか言いようがありませんが。

とにかく今回の事故では人に恵まれました。
事故の相手もきちんと対処してくれる方でしたし(お母様も何度も連絡をくれました)、
相手の保険屋さんも最初はかなーり感じが悪かったのですが、
電話をすればちゃんと連絡をくれました。
まぁ、こっちから連絡をしないと連絡を何もよこさない会社の体制は
どうかと思いましたが・・・。

一番お世話になったのは自分の保険屋さんでした。
担当者が途中で変わったのですが(いずれも女性でした)、
最初の方は相手の保険屋さんと大して変わらない方でしたが、
その後に担当してくださった方の協力はホントに大きかったです!!
この方が居なかったら、示談交渉は年内に終結出来なかったと思います。

相手の保険屋さんにも何度も連絡を取ってくれて、おかしいと思うコトは
代理で聞いてくれるなど色々と気を回してくださる方でした。
過失割合は結局9:1(1が私)となりましたが
(相手の保険屋さん曰く私も動いてたかららしい)
イヤな顔ひとつせずに対応してくれました。

事故について色々と勉強していく中で、ホントに事故にあって困っている方が
たくさんいるんだなぁって思いました。
事故にあわないコトが一番良いですが、
万が一事故にあった時には泣き寝入りをしないで
色々と勉強をしたり、助けてもらうコトによって被害者の気持ちは楽になります。

現在はダイビングを復活させるコトも、マリンスタジアムのライトスタンドに復帰するコトも
出来ましたが、前のようにはいきません。
ダイビングもボードダイビングだけで、左足でのフィンキックはできません。
流れがある所では補助無しでは泳ぎきれません。
ライトスタンドでもジャンプは出来ません。

自転車も左足でペダルがこげないので乗れません。
でも、おかげで歩く距離が事故にあう前より長くなりました♪
正座も出来ないけど、イスに座るコトの方が多いので法事でも無い限り問題ありません。

後遺症で色んなことに制限が出て、悲しく思うコトもありますが
命が助かっただけでもありがたいコトです。
もし、青信号で普通にスピードが出ている状態で巻き込まれていたら
生きている保障はどこにも無かったと思います。
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3

交渉、ほんっとうにお疲れ様でした!
交渉の最中は心労はなはだしかった事と思います。
でも最終的にいい人に囲まれて救われましたね!
by 3 (2008-03-28 23:37) 

みく

3さん
色々と社会勉強になりました(笑)
ホントに良い人たちに囲まれて良かったです。
もう事故にあわないように気をつけます!!
3さんも事故には気をつけてくださいね。
by みく (2008-04-01 09:33) 

もく。

はじめまして。
昔、家族が交通事故に有ったのを思い出しました。
私自身は交通事故、今まで、幸いなことにありません。
今までは!です。
これからどうなるかも分からないし、絶対に交通事故が無いというのも
有り得ない話です。
 そんな思いで、文章読ませて頂きました。
加害者は保険屋まかせにすることが多く、被害者から見ると相手はプロですから
本当に大変だったと思います。
私も事故には気をつけたいし、できるならこれからも起こしたくないと思いました。

by もく。 (2008-04-01 20:28) 

まいまい

はろ~^^
前の記事も読ませてもらったよ!
大変だったね、よく頑張ったね!
気の遠くなるような時間がかかったと思うけど、
いい人に巡り会えてよかったね。
事故は起こってしまったけど、これから、これから!
アタシも原付乗ってたから、今は車運転するのに巻き込みはすごく注意してる。
お互い事故には気をつけようね!
長い期間、お疲れ様!!
by まいまい (2008-04-02 09:59) 

みく

もく。さん

はじめまして。コメントありがとうございます!!
交通事故に絶対あわないなんて保障はホントに無いんですよね。
しかも、後遺症が残ってしまうと一生事故を引きずって生きていくしか
ないんです。
今回の加害者の方はきちんと連絡を下さって、自宅にもお見舞いに
来てくださるきちんとした方だったのが救われました。
自分も加害者になる可能性は十分あります。
(車に乗りますので)
みんなが事故に気をつけて安全運転をしていきたいですね。
by みく (2008-04-05 09:03) 

みく

まいちん

今回はホントに良い人達に恵まれたよ。
原チャで巻き込まれるとホントに大変なコトになるね。
お巡りさんは原チャよりチャリの方が危ないから
事故後も原チャに乗った方が良いって言ってくれたけど
もう怖くて乗りたくないんだ。
車を運転してる時もまだバイクが近くを走ってるだけで怖いの・・・。
by みく (2008-04-05 09:06) 

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